<SELECTED BOOKs by 灰と線> 『 こんにちば 1 』

珈琲焙煎人による詩的書籍セレクション (一般)

『 こんにちば 1 』(CB TRAVEL 千葉の旅)
 暮ラシカルデザイン編集室 刊





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珈琲は、緑茶とともに日本でもデイリーな食卓の飲み物になった。
ただ、珈琲が緑茶や紅茶と少し違うように感じられのは、ごく個人的な意見ではあるが、
珈琲には文学性が帯びているように思えてしまう点だ。
パリのサンジェルマンで、ブルトンやジェイムス・ジョイスが文化論を議論をしていた時、
または、学生運動真っ盛りの東京で若者たちが本を片手に革命を語っていた時、
そこには水や茶ではなく珈琲があった。(というイメージがあった)
それはもちろんイメージに過ぎないが、珈琲には今でもカジュアルで美味しい飲み物とは
また別の側面として、自分の情緒を奥深く探索するための作用があるように思えてならない。


これは、そういう観点から珈琲店「KUSA.」がセレクトする書籍と写真集のシリーズ。







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1,650円(税込)
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