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KUSA.セレクション作品
<SELECTED BOOK by KUSA.'s ROASTER> 『NOTES 2009-2017』
珈琲焙煎人による詩的書籍セレクション (エッセイ+)
『NOTES2009-2017』
河瀬夏子著
それでなくとも、街の本屋さんが目に見えて無くなっていくというのに、
数少ないブックストアではライトノベルや実用本に席巷されています。
もちろん、その手の本が悪いわけでは全くないが、本書は、もう棚の一部にも置かれなくなった
歌や詩の書き手の等身大の現在地であり、読みやすくも深淵なこの文字数は大変貴重だと
思います。
短歌は実は非常に読みやすく、石川啄木から前衛的な寺山修司、POPな俵万智まで、
数多くの作品が散乱しています。
河瀬氏は現在、最深部に位置する歌人だと思っていますが、このエッセイ、評論の集大成から
読み取れるのは紛れもなく言語と格闘する様であり、その行間から滲み出る反逆性、情緒性は
どこまでも透明な「詩」に他なりません。
間違いなく、珈琲とともに過ごす夜には素晴らしいペアリングになるでしょう。
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珈琲は、緑茶とともに日本でもデイリーな食卓の飲み物になった。
ただ、珈琲が緑茶や紅茶と少し違うように感じられのは、ごく個人的な意見ではあるが、
珈琲には文学性が帯びているように思えてしまう点だ。
パリのサンジェルマンで、ブルトンやジェイムス・ジョイスが文化論を議論をしていた時、
または、学生運動真っ盛りの東京で、若者たちが本を片手に革命を語っていた時、
そこには水や茶ではなく、珈琲があった。(というイメージがあった)
それはもちろん、イメージに過ぎないが、珈琲には今でも、カジュアルで美味しい飲み物とは
また別の側面として、自分の情緒を奥深く探索するための作用があるように思えてならない。
これは、そういう観点から、珈琲店「KUSA.」がセレクトする書籍と写真集のシリーズ。
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2,970円(税込)
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